「トリプルスリー 3割・30本・30盗塁」達成した選手たち メジャーリーグ編

ジャコビー・エルズベリー

昨年日本プロ野球界において、大きな話題になったのは東京ヤクルトスワローズの山田哲人と福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐の両選手が「トリプルスリー」を達成したことでした。

このトリプルスリーとは1シーズンで、打率3割、ホームラン30本、30盗塁を達成することです。ホームランと盗塁は同時に達成できないだけに、攻撃面でオールラウンドな才能を持っている指標として広く知られています。

日本プロ野球において長嶋茂雄さんなど10人しか達成していないこの記録、アメリカメジャーリーグで達成したのは22人、複数回達成したのはバリーボンズ(3回)、ヴラディミールゲレーロ、ライアンブラウンの3選手です。

アメリカの場合、ホームランバッターが運よく30盗塁を記録してトリプルスリーを達成するパターンが多いのですが、ホームランバッターでは無くこの記録を達成したのが2011年にボストンレッドソックスで達成したジャコビー・エルズベリー。

彼は俊足の外野手として知られていますが、このシーズン以外は2桁本塁打もほとんど記録していない選手です。

「トリプルスリー」達成には運も大きな要素として絡んでくるようです。

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